略してペンコロ
20080301
※火垂の墓実写版の内容に一部触れています、
これから観に行く方はこの先読まない事をお薦めします。
行ってきました、岩波ホール。
ビックリしたのは、監督の舞台挨拶があった事・・・。
「戦争を知らない者が造った映画です」と
謙虚な人でした。
先日、ブログで書いたように、親戚の子供と行きました。
結構、空襲で焼け出されたり、自害したり
きつい描写とかもあったのに大丈夫かな?と
思ったら、その子は普通に観ていました。
小学校の図書館で、原作を読んでいたので
最後のせっちゃんの埋葬の仕方が違うとツッコミも
入れてました。
兄妹が遠縁のおばさんを頼って、その先で結構
嫌な思いをしますよね。
おばさんは、ただ意地悪という訳ではなく、時代と貧困が心を荒ませて
いるというのがよく判ったのですが、子供はこれをどういう風に
受け止めるんだろうと思いました。
(子連れが多かったんですよ)
せっちゃんの栄養失調の描写は、結構ソフトでした。
アニメの方がもっとズドーンとしてましたね。
自分自身、同じ映画を
子供の時に観るのと
大人になってから観るのとでは
視点が全然違いました。
諍いがあれば
双方の事情が理解できるので
どちらにも賛同できるし
どちらの肩をもつこともできません。
この子が大人になって
もう一度この映画を観たら何を思うんでしょうかね。
彼女は、大変満足してくれたようで
家に帰ってから爆裂トークだったそうです。
お土産にジブリ映画版、火垂の墓の本を
買ってあげたら、喜んでくれました。
おまけ
母「え?本買ってもらったの?図書館で散々借りたじゃない!」
子「これで、もう借りなくていいじゃん」
子供の勝ちぃ~♪
補足
岩波ホールには、子供用に座布団を購入してました
席の前に大人が座っても見えるようにとの配慮だそうです。
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